『年末ジャンボ宝くじ』販売開始 都内54年ぶり11月初雪も銀座に600人の列

 

今年最後のジャンボ宝くじとなる『年末ジャンボ宝くじ』が24日、全国で一斉に発売され、東京・西銀座チャンスセンター(中央区)には600人の列ができた。今年は1等賞金が7億円。1等の前後賞が各1億5000万円で、1等・前後賞合わせて10億円となる。


 今回は1等7億円が25本、前後賞1億5000万円が50本、2等1500万円が500本、3等100万円が5000本、用意されている。

 また、同日発売の『年末ジャンボミニ1億円』では、1等1億円が105本、2等100万円が3000本。『年末ジャンボプチ1000万円』では、1等1000万円が1000本、2等1万円が20万本。全3種の同宝くじは、12月23日まで発売され、運命の抽せんは12月31日に行われる。

 同日は、都内で1962年以来54年ぶりに11月の初雪を観測。同店がある銀座・数寄屋橋交差点付近には早朝から防寒対策をした人たちが行列に加わった。記録的な初雪に見舞われ、板橋区在住の40代男性は「いつも並んで買っています。今年は悪条件のなかなので宝くじだけに“運”を集中できてる気がしますね。期待しながら買いたいと思います」と例年以上の“執念”をかいま見せた。

 午前8時30分、「宝くじ幸運の女神」を務める達家愛理さん、高山友里さんの「これより発売を開始します!」の掛け声で一斉に販売が開始。行列に並んだ購入希望者たちは“億万長者”への期待に胸を膨らませながら売り場に歩みを進めていた。

 この日行われた発売記念イベントにはタレントの所ジョージ、俳優の綾野剛も出席。所は「雨でも雪でも皆さんイベント前から並んでいてすごいですね」と目を丸くしつつ「なんかありそうな気がしていいんじゃない」と、異例の初雪を歓迎していた。

 

 

オリコン 11/24(木)