2017年最初のジャンボ宝くじである「グリーンジャンボ宝くじ」の発売が、2月22日からスタートする。
1等・前後賞合わせて5億円。今年はこれに加えて1等5000万円の「グリーンジャンボミニ」も同時に発売される。一攫千金の大チャンスを掴むヒントを、ノリにノッてる“あの人”が教えてくれた──。
史上最高当せん額の10億円(1等・前後賞)だった2016年の「年末ジャンボ宝くじ」。本誌は“山ちゃん”の愛称で知られる宝くじ研究家・山口旦訓氏がオススメする、全国10か所の“神ってる”激ツキ売り場を紹介した。そのひとつである北海道札幌市の『大通地下CC(チャンスセンター)』から1等が飛び出した。
山口氏は謙遜しながらも、的中理由をこう明かした。
「年末ジャンボの1等は全国で16本。そのうちの2本が北海道から出ました。近年、5大ジャンボ(グリーンジャンボ、ドリームジャンボ、サマージャンボ、オータムジャンボ、年末ジャンボ)の1等当せん実績で、東京、大阪、愛知の3大都市に続く結果を残しているのが北海道なのです。
2016年は北海道新幹線開通に、日本ハムファイターズの優勝、コンサドーレ札幌のJ1復帰、北海高校の夏の甲子園準優勝など、明るい話題が多かっただけに、運気上昇を読み切ったのが的中の要因かもしれません」
運気上昇の気配をいち早く掴むのが当せんの鉄則だ。ならば、今度の「グリーンジャンボ」はどの売り場で購入すればいいのか。絶好調の山ちゃんがさらに続ける。
「今年を語るうえで欠かせないのは、“グリーン”をイメージカラーとする小池百合子・東京都知事です。グリーンジャンボの販売元は全国自治宝くじ事務協議会で、会長を小池都知事が務めており、縁も深い。この“縁”に乗らない手はありません。
またグリーンジャンボは、福島県郡山市の『みずほ銀行郡山支店』で2015年、2016年と2年連続で1等が飛び出したように、一度高額当せんが出た売り場から2度目の大当たりが出るケースが多い。“都民ファースト”ならぬ“実績ファースト”で売り場を選ぶといいでしょう」
そこで、山ちゃんおすすめの「激ツキ売り場」をいくつか紹介しよう。
◆大通地下CC(北海道札幌市)
明るい話題続きの北海道は宝くじも大当たりの連続。2016年の年末ジャンボで1等、年末ミニでも1等を出した。グリーンの実績は2012年の1本だけだが、「北国の春は遅いので……」などといわずに、今年最初の億はグリーンで出す。
◆池袋東武ホープセンター店(東京都豊島区)
隣接する1号店と2号店合わせて、12年連続で億万長者を出し続けている。 都内で屈指のラッキー売り場だ。でも、しばらくグリーンは億が出ていない。この町が地盤の小池都知事にあやかって……今度は出るぞ!
◆名駅前CC(愛知県名古屋市)
「グリーンに強い名駅前」といわれてきた。2005年から2014年までの10年間にグリーンで当店が出した1等の本数は10本。だが、ここ5年間で見るとライバルの西銀座CCに負けている。名誉回復のため、一挙に2本以上の1等を目指す。
◆夢ステーションうめだ北店(大阪府大阪市)
グリーンにはめっぽう強く、ここ5年間では2013年と2016年の2度出している。「なぜ?」と思ったら、理由があった。梅田さん、松本さん、森本さんと「グリーン」に纏わる名字の販売員が多数。昨年はオータムと年末で2等を出しており、今度のグリーンも期待だ。
◆八丁堀CC(広島県広島市)
「神っている」旋風が吹き荒れた2016年。そのお膝元の当店からも、年末ジャンボで1等が出てほしかった。しかし、再びチャンス到来だ。中国地方の代表売り場としてのメンツにかけて、今度のグリーンでは1等を出して「さすが、神ってる」と言わせてくれ。
◆姶良グラードCC(鹿児島県姶良市)
1989年に開店の普段は地味な店だが、グリーンではこの地域は県内どころか、九州一のツキがある。2015年に1等を出し、市内の別の売り場でも2013年に1等が出ている。2年ごとに当たりが出ており、今度のグリーンは「当たる番」。
※週刊ポスト2017年3月3日号