その日から読む本/高額当選者の本ってなに?
1000万円以上の高額当選者のみに配られる本があります。
「その日から読む本 突然の幸福に戸惑わないために」と題したこのハンドブックは、宝くじで高額当選したことによって、その方のその後の人生が狂ってしまないようにという目的で制作されました。
弁護士や臨床心理士、ファイナンシャルプランナーといった専門家らが制作に携わり、当せん金を受け取った後に取るべき行動指針が描かれています。
こではその1000万円以上の高額当選者に限定して配布されるハンドブック、「その日から読む本」から転載した内容の文章を紹介します。
「その日から読む本」
前書き
当せん、おめでとうございます。今あなたは、突然訪れた幸運に驚きと喜びを感じていることでしょう。同時に初めての経験を前にして、少しばかり不安をおぼえているかもしれません。
このハンドブックは、そんな不安や疑問の解消に役立つよう、弁護士、臨床心理士、ファイナンシャルプランナーといった専門家のアドバイスを得て作成されたものです。内容的には、当せん直後から徐々にやっていくべきことが順を追って書かれています。
ただし、このハンドブックで触れているのはごく一般的なことですので、当せん者が現在から将来にかけて直面するかもしれない、すべての不安やトラブルを想定したものではありません。そして当せん金の使いみちなどに関する最終決定の責任は、言うまでもなくあなた自身にあります。このハンドブックを読みながら、それらをゆっくり整理していきましょう。
第一部
今すぐやっておきたいこと、やってはいけないこと
1.受け取った当せん金は、とりあえず安全な場所へ
・安全のため、当せん金は銀行等の口座へ
・絶対に必要でない限り、現金は持ち帰らない
・当せん証明書の発行を依頼しておく
・グループ買いなら、メンバーの委任状が必要
2.これからのスケジュールを思い描いてみよう
・今後の大まかなスケジュールを立てる
・何かを決めるには、気持ちを落ち着かせてから
・グループ買いなら、当面の「決まり」を作っておく
3.ちょっと待て、落ち着いてからでも遅くない
・後で後悔するような軽はずみな言動に注意する
・当せん直後は、興奮状態にあるという自覚を
・自分の性格やクセを見つめなおそう
・時間は味方と心得よう
第二部
落ち着いてから考えること
1.当せん者にしかわからない悩み、知っておこう
・ひとりでも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう
・神経質になりすぎていないかチェックを
・当せん金の使いみちを考えながら、気持ちの切り替えを
・興奮の後に訪れる不安は、以前の自分に戻るための通過点
2.だれに当せんしたことを知らせる(知らせた)か
・知らせる必要のある人を全てリストアップ
・よく考えて、知らせる優先順位を決める
・グループ買いの場合は、メンバー間で統一を
3.だれにお金を分与するか
・当せん金の分与者リストを作る
・贈与税について知っておく
・分与に関する言動・決定は慎重に
4.お金の使いみちを考えよう
・当せん金は、当面使うお金と残すお金に分ける
・ローンや借金の返済を優先する
・残ったお金でしたいこと考え、その重要度を判断する
・決めた使いみちを、後で見なおす機会をもうける
5.当せんして何が変わるか
・当せんで、自分そのものが変わることはない
・当せんしても自分は自分を心得よう
・当せんは、幸せになるための手段の一つだと思うこと
第三部
当面の使いみちが決まったら考えること
1.残ったお金をどうするか
・何のためにお金を残すかを考える
・住宅・教育・老後で必要なお金を考える
・すでに決めた将来のお金の使いみちを、ここでもう一度チェック
2.将来の目的に合わせて、お金を考える
・残したお金の合理的な運用法を考える
・運用におけるリスクとリターンを自分のはかりにかける
・もしもの時のために遺言状を作る
3.運用を始める前にチェックしておくこと
・運用法を決定する前に、専門家のアドバイスを
・最終決定は自分の責任で行う
・運用法は定期的に見なおす
出典: 宝くじガイド
宝くじで高額当選したらどうすればいい?税金はかかるの?
今回は宝くじで高額当選を果たした場合について紹介いたします。
宝くじで仮に6億円が当選した場合ですが、中々人には言いにくいですよね。大金は人を変えますし、変なトラブルに巻き込まれる可能性もありますからね。
なので、今回は高額当選した場合の手順と方法について説明したいと思います。
高額当選した場合は?
高額当選した場合に気になる点がいくつかあります。
●換金できる銀行
●当たった証拠は宝くじの紙だけを持っていけばいいの?
●税金と贈与税は?
●金額は当日に現金で受け取るの?
この辺が疑問点ですね。
気になる人も多いではないでしょうか。誰かに説明してもらうことでもないですし、最初から知っているというケースもないでしょう。
この質問に関して1つずつ回答をしていきましょう。
換金できる銀行と持ち物
換金できるのは「みずほ銀行」です。
1万円以下ならどこの銀行でも換金可能、「5万円マーク」が表示されている宝くじ売り場では5万円まで換金できますが、それ以上の高額当選に関しては全てみずほ銀行のみ換金が可能です。この換金についての詳しい情報は別の記事で紹介しています。
他では見られない「億の部屋」が見られる可能性がありますね。
これは一見の価値がありますよ。
では、もし高額当選した場合の持ち物はどうする?
当選した宝くじは当然必要な持ち物です。
さらに、本人が確認できる書類と印鑑が必要ですね。これは50万円以上の金額が当選した場合に必要ですね。これは忘れてはならないですね。
税金と贈与税について
税金についてですが、宝くじに「税金はかからない」ですね。
これは法律で決まっていることで「当選金品については、所得税を課さない」としており、当選金に関しては非課税と決まっています。ご安心ください。
贈与税についてですが、高額当選をすると「両親に2億くらい分けよう」と考える人がいるでしょう。
贈与税についてですが、発生します。1年間に合計110万円以上の贈与を受けた場合、もらった側に発生してしまいます。ここは気をつけたいところですね。
現金で当日に貰えるの?
最も気になるところではないでしょうか。
その日のうちに受け取れるのは「100万円」までです。
それを超える額は、後日現金渡し、もしくは振込になります。その後日というのは気になるところですが、これは金額によって大きく変動します。
6億円程の金額になれば1週間~1ヶ月ほど必要となる場合があるようですね。ただし、この期間に関してはバラつきがあるので注意が必要ですね。あくまでも参考程度にしてください。
宝くじで高額当選したらバレる?
まずは噂についてです。
実際に宝くじで高額当選した人がこういった悩みを打ち明けるそうです。
●宝くじが当たると慈善団体から『寄付をお願いします』という電話がかかってくる。
●毎日電話が鳴りっぱなし
●隣人が宝くじが当たったことを知っていた。
などという悩みを持った当選者が実際にいるようです。
これはもしかして、銀行から漏れているのでは?
そう思ってしまいたくもなりますが、銀行からバレることはないですね。守秘義務があり、その辺りをきっちりしていないと銀行はやっていけないでしょう。個人的にもそこは信頼したいです。もしかしたら銀行員がバラしているのかもしれないですが、確たる証拠もないで疑えないですね。怖いのならば換金する際は地元の銀行ではなく遠くに行きましょう。
では、どこから情報が漏えいしたのでしょうか?
ずばり、当選した方の言動と行動です。
●以前は宝くじを買うたび「当たったら○○する」と言っていたのに最近その言動がなくなった
●銀行の応接室に通されるのを近所の人に見られた
●高価な買い物をした
●浮かれて誰かに話してしまい、話した相手が別の誰かに話してしまった
このようなことが考えられますね。
恐らくはこの4点が多いことでしょうね。
高額当選を隠すにはどうすればいい?
当選したことはなるべくバレたくないですね。
ざっくり言うと、2点あります。
ひとつは「近くの銀行で換金しないこと」で、
もうひとつは「浮かれない」というものです。
あまりにも簡単な説明になってしまいましたが、この2点につきます。銀行員が漏えいしている可能性を恐れるのならば遠くの銀行に行くべきですし、近場の銀行では近所の人に見られる可能性があります。
そして、特に大事なのが「浮かれない」という点です。
6億円を手にすると「10万とか30万円の買い物は楽勝」みたいな気分になって、急に羽振りが良くなる人が多々いるようです。こういった行動やら浮かれた言動で見抜かれることも多いようです。
十分に注意してください。
出典: 宝くじ情報
当たった時にはどうするの?
宝くじなら1000万円以上の当せん者に、次の本が配布されます。
『その日から読む本 突然の幸福に戸惑わないために』
高額当選で失敗する人が多いそうなので、ご注意を。
誰に言うのか。
基本的には秘密にした方がいいです。
仲の良い善良な友人でも、今までと同じ付き合いが難しくなります。
「あの人だけには」…から広がっていきます。
当たった時に誰に話すか聞いたあるアンケート結果では、
1位が「家族のみ」で、2位が「誰にも言わない」でした。
当選金を一緒に使って有意義に過ごしたいと思う人だけに話しましょう。
そういう相手が結婚前の異性なら、信頼を積み重ねてからでも遅くないです。
私は、口止めをしっかりして妻にだけ言う予定です。
子や両親にも話すつもりはありません。
宝くじに当選して、内縁の夫に殺害された事件もあります。
殺人事件まで行かなくても、悔しい思いをして財を減らした人は多いようです。
ちなみに、グループ買いだと多くの人にばれます。
悪い人にばれると、メンバーの中で脇の甘い人が狙われます。
グループ買いはそういった面から薦められません。
当選金の使い道をよく考える
当選後の興奮状態でお金を使うのは止めたほうがいいそうです。
自分にとって本当に必要かよく考えて、見栄(みえ)での出費じゃないか自問しましょう。
ローンの返済など当面の出費と、今後の人生の出費のスケジュールをおおまかに考えておくとよいそうです。
当たった直後に高級外車を買って喜んでも、維持費も結構かかり、
買い替え時にはお金がなくなり、国産中古車ってのも悲しいですね。
私は会社を辞める予定なので、今のうちから検討をはじめてます。
会社をやめてもいい?
一度、無職になると再就職は困難で、ブラック企業ぐらいしか。
せっかく当たったのに、勤めていた方がお金を使えたということも。
しばらく勤めて、辞めても十分と冷静に判断できてから辞めるべきです。
退職金や厚生年金・健康保険なども考慮して、十分な貯蓄を確保したいです。
また、定年とは違い会社を辞めると人とのつながりが減ります。
秘密の宝くじ成金で無職というのは世間体も気になります。
転職して収入が下がっても、やりがいのある仕事があればよいですね。
私は今の会社を辞めて、自営業に挑戦するつもりです。
手続きは何かある?
家族などに当せん金を分ける際は、当選金の受取時に共同購入したと申請しましょう。
贈与税を無駄に払うことを防げます。
宝くじやロト6、トトビックなら当選証明書をもらいましょう。
トトのネット購入で当選金が自動振込みでも、お客様センターに連絡すれば50万円以上で当選証明書を送付してもらえます。
家の購入時などに、資金の入手先を税務署に聞かれることがあるそうです。
念のために、そういった時に証明できるように。
チャリlotoなどの税金がかかるものについては、確定申告を忘れずに。
確定申告して税金を支払えば、それが証拠になります。
無申告加算税や延滞税のことを考えたら、専門家に相談するのもよいでしょう。
当選金はどこに預ける?
信頼できる銀行などに分散して預けるのがよいでしょう。
銀行に預けるなら、1銀行で1,000万円と利息までしか保障されません。
国の借金ですが、国債をメインで考えるのが現実的かな。
国債がダメになるような状況なら、国内の何に預けていても…。
私は、1000万円程度を銀行定期や郵便局などに預け、
残りの半分を10年国債や、使用する時期が満期の国債に、
1/4ほどを日本の株式に、1/4ほどを外国株式や債券の投信に回す予定です。
国債の分の一部を不動産投資信託(リート)にするかも。
マンション経営などは、リスクも大きいので慎重にしてください。
totoBIGの6億円が当たったら、相続税対策も検討しようかな。
最後に
当選後は、興奮後に不安になるそうですが、不安の段階を通り越していつもの自分に戻れるそうです。
当選を知らせる人やお金の使い方、今後の生き方などは、不安の段階が過ぎて落ち着いてから決めましょう。
大金を手にしても、人(性格,考え方など)が急に変われる訳ではないです。
急に金持ちの視点を持てる訳ではなく、偉人になれる訳でもないです。
自分のサイズで、自分なりの幸せを実現するために、有意義にお金を利用しましょう。
出典: 一攫千金で億万長者になろう!
宝くじで1等に当選した場合に備えて知っておきたい5つのポイント
一攫千金を狙って宝くじを購入している人は多いのではないでしょうか。
前回のジャンボでは惜しくも当選を逃したという人も、次回のジャンボでは1等に当選する確率があります。
そこで、当記事では、宝くじの1等当選者になった場合に備えて知っておきたい5つのポイントについて解説します。
ポイント1:当選が分かったらまずどこへ行くか?
当選おめでとうございます。宝くじの高額当選金は、みずほ銀行本支店で受け取ることができます。
50万円以上の当選金を受け取るには、本人確認の書類(健康保険証や運転免許証など)と印鑑が必要です。
なお、その日のうちに受け取れるのは100万円まで。それを超える額は、後日振込になります。
ただし、みずほ銀行本店に限っては、照合時間(2時間ほど)さえ待つことができれば、当日に全額受け取ることができる場合があるとのことです。
ポイント2:税金はどうなる?
大金が入った場合、気になるのは税金です。しかし、実は宝くじの当選金には、税金はかからないのです。当せん金付証票法13条によれば、
当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない。
となっています。これは宝くじの当選金については非課税にするとの定めです。
宝くじの当選金には一切税金はかかりませんし、確定申告等の必要もありません。やったね!
ポイント3:贈与には注意が必要
宝くじの1等に当選すれば、気前がよくなって、ついつい周囲に金をばらまきたくなるかもしれません。ただし、気前が良すぎると、贈与税がかかるという落とし穴が…。
確かに、前述のように、宝くじの当選金には税金はかかりません。ただし、それを誰かに分け与えた場合には、贈与税がかかることがあるのです。
贈与税は、110万円以下の金額には課税されませんが、それを超える金額については、金額に応じて贈与税が課税されます(金額が多ければ多いほど、税率があがります)。
例えば、大切な方・奥さんに1000万円をポーンと贈与した場合、
(1000-110)×40%-225=131
という計算式で、131万円の贈与税がかかります。
贈与税の計算方法については、国税庁のサイトに詳しく書かれていますが、計算式がよく分からない…という人は、とりあえず分配額を1人につき110万円以内に収めれば大丈夫です。
また、贈与税は、1月1日から12月31日までの1年単位で算出されるので、もし110万円以上与えたいという場合には、毎年少しずつ分配すればいいでしょう。
ポイント4:共同購入でも注意が必要
宝くじをグループで共同購入していて1等に当選した場合も注意が必要です。
分配金をめぐるグループ内での骨肉の争い…ではなく、やはり税金の問題です。
例えば、グループの1人が当選金を受け取って、それから他のメンバーに分配する…というケースだと、「贈与」とみなされるのです。
贈与税がかからないようにするには、ポイント1で紹介した受取をメンバー全員で行う必要があります。
みずほ銀行が営業しているのは平日の日中のみなので、社会人メンバーの場合、集合するのが大変でしょうが、高額当選金がかかっています。なんとか日程を調整しましょう。
ポイント5:当選証明書を受け取ろう
例えば、当選金でマイホームや車を購入するなど、高額のお買い物をする場合や事業を始める場合など、税務署からそのお金の出所について問い合わせがある場合があります。
お金の出所を明確にしておくために、必ず当選金の受取手続きの際に「当選証明書」というものを、発行してもらうようにしましょう。
出典: ナナピ