宝くじの種類


昭和20年10月にうぶ声をあげた宝くじは、戦後の新生日本とともに歩み、人々の暮らしの変化に合わせ、様々な歴史を積み重ねてきました。宝くじの最高賞金額は大幅に上昇し、数字選択式宝くじやスクラッチなど多様な宝くじが登場しています。

また、社会貢献のあり方も、時代のニーズに合わせ変化しています。平成23年の東日本大震災においては地域復興にはたす宝くじの役割があらためて注目されました。

 

収益金は公共事業に

平成25年度の宝くじの販売実績額は9,444億円に達し、収益金額は3,804億円となりました。こうした収益金は発売元の都道府県及び指定都市に納められ、公共事業等の費用として人々の生活に役立てられています。

 

 

 


1等・前後賞合わせて7億円

平成24年の「当せん金付証票法」の改正により、同年7月の「サマージャンボ宝くじ」(市町村振興 第624回全国自治)では1等賞金が4億円となり、翌25年11月の「年末ジャンボ宝くじ」(第651回全国自治)では1等5億円、1等・前後賞合わせて7億円になりました。

さらに数字選択式宝くじでは、平成25年に13年ぶりに新しい仲間「ロト7」が誕生し、キャリーオーバー発生時には最高賞金8億円と超大型の賞金体系が実現しました。

 

1人あたり4.8枚

平成25年の「年末ジャンボ宝くじ」(第651回全国自治)及び「年末ジャンボミニ7000万」(第652回全国自治)は、各1枚300円で販売実績合計額1,880億円(約6億2,692万枚)でした。これは、赤ちゃんからお年寄りまで日本人1人あたり「年末ジャンボ宝くじ」及び「年末ジャンボミニ7000万」を合計4.8 枚(金額で約1,465円)ずつ購入したことになります。

 

 

出典: 宝くじ公式サイト

 

 


宝くじの発売元と種類

現在発売の宝くじは発売元によって6つに分けられ、

 

〈1〉全国自治宝くじ(ジャンボ宝くじ・通常宝くじ・数字選択式宝くじ)

〈2〉東京都宝くじ

〈3〉関東・中部・東北自治宝くじ

〈4〉近畿宝くじ

〈5〉西日本宝くじ

〈6〉地域医療等振興自治宝くじ

 

となります。宝くじの種類及びそれぞれの価格は、以下のとおりです。

 

〈1〉普通の宝くじの開封くじ(1枚の価格:100円、200円、300円、500円)

〈2〉「ラッキー3(さん)」などのスクラッチと呼ばれる被封くじ(旧名はインスタントくじ)(1枚の価格:100円、200円)

〈3〉「ナンバーズ」や「ロト」の数字選択式宝くじ(1口:200円、300円)